西城耳鼻咽喉科アレルギー科 SAIJO  Ear,Nose,Throat and Allergy Clinic

アルゴンプラズマ療法について

アルゴンプラズマ療法をお受けになりたい方は必ず下記リンクをすべてお読みください。
(注意:平成23年花粉症に対するアルゴンプラズマ療法について手術後一旦鼻づまりが悪化します。)


アレルギー性鼻炎に対するアルゴンプラズマ療法(プラズマ療法)とは

アレルギー性鼻炎(花粉症を含む)は鼻の中の粘膜に花粉やハウスダストなどの抗原(アレルギーの原因となる物質)が付着することによりアレルギー反応を起こし、「くしゃみ」、「鼻水」、「鼻づまり」などの症状を起こします。鼻の中で主にアレルギー反応を起こすのは下鼻甲介といわれる粘膜です。アルゴンプラズマ療法は下鼻甲介粘膜にアルゴンプラズマを照射しアレルギー反応を起こしにくい粘膜に変性縮小させます。粘膜が変性縮小することにより鼻づまり、くしゃみ、鼻水が軽減します。

実際の症例をお見せしながら、アルゴンプラズマ療法がアレルギー性鼻炎に効果を発揮するメカニズムをご説明します。


左図のように下鼻甲介粘膜にプラズマビームを照射します。1〜2週間ぐらいで、下鼻甲介粘膜はアレルギーに強い粘膜に変性します。


正常な鼻粘膜とアレルギー性鼻炎の鼻粘膜



正常な鼻内写真です。写真は正常な下鼻甲介を示しています。


アレルギー性鼻炎の患者さんの鼻内写真です。下鼻甲介が腫れあがっているのがわかります。


アルゴンプラズマ照射前と照射後の鼻粘膜



プラズマビーム照射前です。アレルギーで下鼻甲介が著明に脹れています。この状態では、お鼻で呼吸ができません。非常につらい状態です。


同じ患者さんのプラズマビーム照射2週間後です。下鼻甲介が縮小して正常に近い状態となりました。


治療成績

  有効率
はなづまり 100%
はなみず 56.3%
くしゃみ 43.8%
1999年の深澤氏らの論文によると有効率は鼻づまりに対して100%、はなみずに対して56.3%、くしゃみに対して43.8%と高い有効率を報告しています。
(1999年兵庫医大深澤氏の論文より引用)


プラズマビーム照射後くすりが不要となった人の割合

くすり不要 53%
くすり必要 47%
2001年に大阪で開催されたアルゴンプラズマサージェリー研究会で都筑医師(帝京大学講師)よりプラズマビーム照射後にくすりが不要だった人の割合は53%との発表がありました。
(都筑医師による報告、2001年アルゴンプラズマサージェリー研究会)

アルゴンプラズマ療法とレーザー治療との違い

  • アレルギー症状が出ているときでも施行可能
    アレルギー性鼻炎の治療によく使われている炭酸ガスレーザーは、鼻水が出ている状態ではうまく焼くことができません。アルゴンプラズマ療法はアルゴンガスで鼻水を吹き飛ばしながら処置できるためアレルギー症状が出ているときでも治療可能です。
  • 短時間で均一な処置が可能
    レーザー治療は、レーザー光線の出る点で焼いていくため、広い面積を焼灼するのに時間がかかります。下鼻甲介全体を焼灼すると10〜30分ぐらいかかります。それに対してアルゴンプラズマ療法は面で焼灼するため下鼻甲介全体を焼灼するのに2〜3分しかかかりません。しかも点で焼灼すると焼灼部位にムラができますが面で焼灼することによってムラなく均一に焼灼できます。

手術費用の目安(検査内容、状態によって異なります)

すべて保険適応です。患者さんにご負担(3割負担)いただく金額です。
必要な検査処置によって費用に違いが出ます。 下記の費用はあくまでも目安ですのでご理解ください。
初診時 ・2500円〜6000円(アレルギーの原因を調べる検査を行わない場合)
・9000円(アレルギーの原因を調べる検査を行った場合)
アルゴンプラズマ療法施行日 ・6000円〜8000円
術後1週間 ・700円〜2500円
術後2週間 ・700円〜2500円

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