2023年5月8日から新型コロナが5類感染症になりました。
2023年5月8日から新型コロナ感染症が「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の二類から五類に変更されました。
新型コロナ関連の検査はこれまで検査とその判断料は公費負担でしたが5月8日から保険診療（患者負担あり）となります。そのため抗原検査を行った場合は1400円～1700円程度の負担が増えます。また新型コロナと診断された後の治療は薬も含めて公費負担（無料）でしたが、5月8日からは保険診療となるため患者さんの負担が発生します。
主な変更点（東京都福祉保健局感染対策部長発の令和5年4月27日付事務連絡から抜粋）
- 感染法に基づく行動制限、外出自粛はなくなります。
- 感染法に基づく濃厚接触者の特定や外出自粛は求められません。
- 感染法に基づく就業制限はありません。（学校保健安全法施行規則による出席停止期間はあります。）
- 医療相談などは「東京都新型コロナ相談センター： 0120－670－440 」で対応。
- 新型コロナウイルスの性質が変わったわけではありませんので5月8日以前と同じ病原性を持っています 。感染防止対策については下記の考え方に基づき個人で判断してください。
| 感染者 | ・発症後5日間が経過し、かつ解熱して24時間を経過するまでは外出を控える。 ・発症後10日間が経過するまではマスクの着用等、周りの方へうつさないよう配慮する。 |
| 濃厚接触者 | ・同居者がいる場合は部屋を分け、お世話する方をできるだけ限定する。 ・患者発症日を0日とし、5日目までは自身の体調の変化に注意をする。7日目までは発症の可能性があるため、期間中は手指衛生、換気等の基本的な感染対策、マスク着用や高齢者等のハイリスク者との接触を控える等の配慮を行う。 |
東京都保健福祉局の新型コロナ情報の載っているウェブサイトです。
当院の方針
当院は「診療・検査医療機関」でしたが、法改正に伴い「外来対応医療機関」となります。
5類感染症にはなりますが、クリニックにはご高齢の患者さんや感染弱者の患者さんが来院されるためクリニック内においては次のような対応を行います。当院の方針にご同意いただけない方の診察は致しかねます。
- 待合室・診察室では不織布マスク着用（小児・乳幼児も含めて）をしてください。マスクなしでお待ちになりたい方は廊下でお待ちください。診察時には不織布マスクを着用してください。
- 発症10日以内のどの痛み、咳、鼻水がある方や熱が平熱より0.5度以上高い方は廊下でお待ちいただきます。
- 発症10日以内のどの痛み、咳、鼻水がある方や熱が平熱より0.5度以上高い方は院長による電話での問診の上必要に応じて新型コロナやインフルエンザなどの抗原検査を行います。
